X680x0でPICファイルを8色、または16色のテキスト画像に変換します。
元画像
変換後画像
変換後画像(Floyd Steinberg法使用)
以下の形式で起動できます。
PIC2TXT -[switch] <pic-file-path>
スイッチ無しで、PICファイルの指定のみで起動した場合は、8色のテキスト画像に変換し、直接画面に変換結果を表示します。表示後はReturn、またはESCを押せば元画面に戻ります。
-Sスイッチにより、変換後のテキスト画像を任意のファイル名で保存可能です。-Lスイッチにより保存したテキスト画像ファイルを表示します。
-Fスイッチ、または-Gスイッチは、ディザリングアルゴリズムとして広く使用されているFloyd Steinberg法による変換となります。デフォルトの変換に比べると、かなりの時間を要します。10MHzのX68Kで1分50秒程度掛かります。デフォルトの変換の場合は25秒程度となります。
本プログラムでは以下のスイッチが指定可能です。
switch | 説明 |
---|---|
-L <text-file-path> | 指定したファイル名のテキスト画像を読み込みます。 |
-S <text-file-path> | 指定したファイル名でテキスト画像を書き込みます。 |
-F | Floyd Steinberg法により16色のテキスト画像に変換します。 |
-G | Floyd Steinberg法によりグレースケールのテキスト画像に変換します。 |
ビルドはyosshinさんのxdev68kを使用させていただいています。 また、PICファイルのロードはAPICGLIB.aを利用しており、付属のMakefileはxdev68k/include/miscにapicglib.macを、xdev68k/lib/miscにAPICGLIB.aを配置する前提としています。
xdev68kの環境構築後に、bashコンソールで以下を実行してください。
cd src
make
PICファイルのロード部分に、GORRY様のAPICGを使用させていただいております。有難うございます。
また、本README.md上のサンプル画像は、出所がはっきりとしておりませんが、おそらくOh!X付属のものを使用させていただいております。有難うございます。
PIC2TXTはMITライセンスを適用しています。